Windows2000もPXEブートを利用したリモートインストールを提供する事が出来る。出来るんだけど環境がdebianの比じゃない程苦しいし面倒だ。ここではとにかく速攻でRIS環境を作って、まずやってみる事を前提に文章を書いてみる。windowsなので当然画面キャプチャが多くなるだろう事は容赦いただきたい。
まず大前提としてWindows 2000サーバが確実に必要である。買うと10万くらいするという品物だ、ふざけてるとしかいいようがないが、頑張って調達しましょう。ちなみにうちの会社はwindows2000サーバを買ったはいいけど放置してますのでわたくしが有効利用してやる事にします。
さらに以下の環境が必要となる。
母艦側
クライアント側
とにもかくにもこれが無いとはじまらんのです、OSをインスコした後サーバ管理の見慣れた?画面が出てくるかと思います。
ここでActive Directoryを選択します
正直日本語を読んでもさっぱりわけのわからん言葉の羅列が出てきますが、とりあえず無視しといてウィザードを起動してやります。なおスクロールバーの下の方にある「開始します」って奴。
するとこんなんが出ます
意味不明な質問のようでそうでないような気がしないでもないような妙な質問ですが、そのままにしときましょう。いわゆる「新しい…」って奴です
これも「新しい」方にしときます
ガンガン新しい方でいっときましょ
で、まぁこの辺からアレなんですけど、正直RISだけの用途で使う場合ここは何でもいいです。example.orgとかにしときました。そういう意味ではVMWareとかの中でやるのが正解かもしれんですね。というか本来はちゃんとした名前引きが出来ないような超適当なドメイン名にしとくべきなのかもしれないです。今はネットワーク切ってるんであれですけど。
続いてこんなんでます。そのまんまいっときましょ
続いてパスの指定なんですが、どーでもいいです。そのままで
もうこういうのはデフォでいっちゃいましょう
ここでDNSをインスコするか?と聞かれる事がありますが、とりあえずインスコ推奨なのでそうしときます。
続いてこんなの。そのままでいいです
続いてパスワードがどうこういってますんで、適当に入力してやりましょう
最終的なまとめ。次へを押しましょう
で、何かやってます、これ結構時間かかるんでいわゆるコーヒーでも飲んで待つっていう奴ですかね
最後に再起動かけて終わり
いろいろ設定が面倒だけど頑張ろう。DNSです。
とりあえずこの画面からDNSの管理にいけます
「逆引き参照ゾーン」とかいうのを押します
右クリックして「新しいゾーン」を定義します
「新しいゾーン ウィザードの開始」が始まります
Active Directory統合にします。これ重要
ネットワークIDですが、自分のセグメントを入力する必要があります。これは環境によるので、まぁ適当に。 自分のIPが192.168.11.1とかだったら192.168.11でしょう、大抵の場合だけど。
まとめ
そうすると逆引きゾーンのツリーがちょっと増えてるのがわかりますな
右クリで「新しいポインタ」を作ります
ホストのIPとホスト名を入力します。IPは良いとしてホスト名は大概ドメインの前にマシン名がついたものになります。まぁこの変は「参照」ボタンを押しても作る事が出来ます。
まぁあんまり必要ないかもしれないけど、いちおうちゃんとlocalhostのエントリを作ってやります。
前方参照ゾーンのところのドメインを右クリして「新しいホスト」を作ります。
こんな具合でlocalhostを作ります
まぁあともうちょっとちゃんと設定する所があるのだけど(SOAの責任者があやしいとか)ま、こんなもんでいいでしょう。
nslookupで正引き逆引きがちゃんとできてるか確認だけしときましょう
DHCPはデフォでインストールされてないのでインストールしないといけない、とりあえずいつものアレからdhcpを表示させるとこんなのが出てると思うのでクリッコしときます。ただ、DHCPのインストールは気軽に試さないように。ちゃんとそのネットワークのセグメントが自分の管理下にある時だけやってください、といちおう警告を。
するとコンポーネントの追加画面が出るのでdhcpをインスコするわけなんだけどネットワークサービスに照準を合わせてから「詳細」を押さないと出てこないというマジックがあるので詳細を押して追加しましょ、ハァ…
でセットアップが完了するとdhcpを設定できるようになります。
ここで右クリして「新しいスコープ」を押します
例によってウィザードが上がってくるので次へを押すとこんな画面になります。ぶっちゃけ適当でいいです
開始IPと終了IPを聞かれます。とりあえずここでは192.168.11.1から192.168.11.254とします。サブネットは自動的に入力されます。
で次に除外するアドレスを聞かれます。ここでは192.168.11.1を開始として192.168.11.250を終了とします。 つまるところ192.168.11.251から192.168.11.254までがDHCPの範囲になります。とても狭いけどとりあえずこんなもんでいいでしょう。
続いてリース期間の設定、まぁデフォでいいです
続いてこんなの。「今すぐオプションを開始する」を選択
デフォルトゲートウェイは必要ない。そのまま次へ
親ドメインは自分のドメインを。dnsにはサーバのIPをいれときます。ドメインとかあんまり必要ないかもしれないけどね。
WINSは使わないので空
スコープを今すぐアクティブに
で、これだけでは駄目なようで、Active Directoryに承認させないと駄目みたい。とりあえず右クリックで「承認」
ここで適当にF5とか押すと何となーく動いてそうな雰囲気になる
余裕があれば適当なクライアントで繋いでみてIPを取得できるかどうか試してみると良いかも。
以上でDHCPの設定終わりっす
ここにきてよーやくRISの設定でござる。
とりあえずRISは最初から入ってないので、アプリケーションの追加と削除から「Windowsコンポーネントの追加と削除」を選択し、リモートインストールサービスを選択してインストールする必要があります。
ちなみに再起動が必要なのに注意。
で、これはインストールしただけでは駄目で、やはりそれなりの設定が必要になります。この設定はアプリケーションの追加と削除のところに「構成」とかいうボタンがあるのでそこから。多分ここから設定するしか無いんじゃないかなぁ、、かなりイマイチな場所にあるけど
するとウィザードが走るのでまず次へ。そうすると適当にインストールするパスが埋まっているのだけど、今回はこのまま「E:\RemoteInstall」とします。ドライブレターなどはそれぞれの環境によって違うと思うので適時変更の事。
続いて「サービスを要求しているクライアントコンピュータに応答する」にチェックを付ける。「不明な…」はチェックを付けない事
続いてwindows2000のCDが入ってるパスを聞かれるので適当に指定。
まぁ何か聞かれるけどそのまま次いきましょ
これも次
最終確認。次へ
するとコピーが始まるので適当に待ちます。
ここからはさらなるDHCPの設定。DHCPマネージャからプロパティを開きます
プロパティ開いたところの「BOOTP テーブル フォルダを表示する」にチェック
ツリーにBOOTPテーブルが表示されるのでそれを右クリック→「新しいブートイメージ」
開いてくるウィンドウには以下のように入力します
こんな具合で追加されます。なんかうまく表示されない事もあるらしいんでそういう場合はF5を押してみるといいかも。
つわけでここまできてようやくPXEブートできるようになります。ネットワークカードのブートを行うとDHCPからアドレスを取得してF12を押してネットワークインストールせいみたいな指示が出るので進めていくと
の3つが聞かれるかと思います。ユーザ名はAdministratorで良いです。パスワードもAdministratorのパスワード、ドメイン名はこの設定だとexample.orgってな具合になります。
認証が通ったらインストールできるようになるわけですが、ユーザにインストールする権限がなかったりするとできません。Administrator以外を選択してやる場合はもうちょっと調べてみてください。まぁここでは単純にRISインストールする、って目的だけなのでAdministratorで全然かまわんというわけです。
で、うまく認証されると「* * * C A U T I O N * * *」みたいな仰々しいのが出てきて
All data on the hard drive will be deleted!
という強烈なメッセージが出ます。賢明な方はお気付きかもしれません。RISってのは基本的にそういうもんみたいです。
つまりパーティションの設定が出来ないわけです。しかもハードディスクの全領域を使いたがりやがります。でもFATやらNTFSやら以外のFSは認識できないのでした、ちゃんちゃん、というわけで全部使われたくない人は一捻り入れましょう。他にもいちおうそこそこ方法はあるみたいですが。
で、すすめていきます。するとこういう画面で止まってしまうかもしれません
The operation system image you selected does not contain the necessary drivers for your network adapter
たぶん一番ハマるのはここでしょう。つわけでこれが出なかった方はおめでとう、先に進めばいいと思うですよ。そうでない方はここから先を読む必要がありますね。
ここでは自分が使っているThinkpad X30を対象にものを書きます、他のハードを使ってる人は頑張ってみてください。まず対象のハードウェアのネットワークアダプタをダウンロードします。ずばりここにあります。
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/download.nsf/jtechinfo/SYD0-023ECF8
ここから1ora18wj.exeをダウンロードして無理矢理展開します。この中の
PRO100\WIN2K
以下を何らかの方法でRISサーバに転送。
で、これらの中身の中のinfとsysを
RemoteInstall\Setup\Japanese\Images\win2000.pro\i386
の中にいれます。
続いてi386フォルダ内に
i386\$oem$\$1\DRIVERS\NIC
というフォルダを作り、そのフォルダに中身を全部入れます
さらにi386\templatesの中に入っているristndrd.sifというファイルを開いて以下のように書き換えてやります
[Unattended] OemPreinstall = yes (noをyesに書き換え) OemPnpDriversPath = \Drivers\Nic (追記)
で、これだけでも駄目でサービスの再起動が必要でございます
net stop binlsvc net start binlsvc
services.mscからも探す事が出来ます。Boot Information Negotiation Layerって奴です。
この辺りのsif弄りは無人インストールとかにも転用できるワザになってくるんですが、まぁそれはまたいずれ書くとして
とにかくこれで多分うまくいくはず、お、おつかれさま。。。