沖縄県は久米島で生産されている泡盛。久米島というと「久米島の久米仙」が有名であり、生産数もかなりおおがかりに作っているのだが、もう一蔵こじんまりとやっている蔵がある、それが「米島酒造」であり、ここで生産される泡盛の9割は島内で消費されるらしい。しかし、理解のある酒屋さんは取扱もあるようで少数ながら取り扱っている所を見る事ができる。
そういう意味では入手するのが結構難しいのかもしれないが(通販なら結構余裕)、なかなか面白い味わいがある泡盛を生産している感じがある。なお、ここではレギュラー酒の「久米島」を取り上げるが、レギュラー酒でも1年以上は熟成させて出しているようだ。蔵元のこだわりが感じられる一品。
2007-09-01
ロックにて。さすがに素の状態では30度がキツく思えるのだけど、アタックの強さはピカイチ。それこそ独特のしっかりとした米、というか米こうじの香りがネチっこく纏わりついてきて、それだけでただ飲み易いだけの泡盛とは一線を画す濃厚さが見て取れる。しかしさすがに30度はちと強いので、個人的には氷がやや解けてきた頃が飲み頃のように思える。なお、現地の人達は5:5の水割りをロックで飲むそうだが、この飲み方だとさすがに味が薄れていて個人的にはあまり満足の行く感じにはならなかった。
というわけでこの泡盛だが、さすがに蔵元こだわりの一品という感じで、しっかりとした飲み応えを残してくれる泡盛である。そういう意味では好みが分かれる所かもなとは思うの所の味わいではあるが、この味はこの銘柄でしか出せないだろう。飲み応えはあるものの、そこまで臭みのようなものは感じられず、いってみれば原材料の味がストレートに感じられるのが特徴だ。 そういう意味では非常に野性的な泡盛と言っていいかもしれない。個人的にはかなり好みの味。 ただ飲み易いだけの泡盛はやはり個人的にはものたりないなぁと思う次第である。